学校の先生より授業レポートを聞きました

先日、学校の先生方とお会いしたときに、私の開発した、テキスト音楽「サクラ」(http://oto.chu.jp)を授業で扱ったという報告を頂きました。

平井堅で話題になった「古時計」をテーマに、「楽譜の入力」、「古時計の著作権について」、「繰り返し構文」などなど、
その他もろもろのテーマも一緒に授業で覚えることができて、とても生徒さんも喜んでくれたとの感謝の言葉を頂きました。

サクラが今年度の情報の教科書で紹介されて、実際に、授業で使っていただいて報告をいただけるなんて、こんな嬉しいことはありません!

さらに、授業をする上で気になった点についても、教えていただきました。

1文字が1音に対応すれば良いのに

まず、1文字が、1音でないことが気になったとのことです。

つまり、「ド」「レ」「ミ」「ファ」...と書いていくのですが、「ファ」だけ2文字なので、1小節書き終わったときに、
ファのある小節だけ、右に飛び出してしまうとのこと。

ただ、これは、「ドレミフソラシ」と「ファ」を「フ」と書いても同じ意味ですよ、とフォローすることができました。
しかし、オクターブの上下、一時的に基本音符が変わったときなど、どうしても、綺麗に揃わないのは仕方のないことです。

カエルの歌で言えば以下のような状態です。

【理想の楽譜】ぴったり小節線が揃っている

|ドレミフ|ミレドー|
|ミフソラ|ソフミー|

【現実の楽譜】小節線がずれる

音符4
|ソラシ↑ド↓|シラソー|
|ラシ↑ドレ|ド↓シラー|
|音符8ソソララシシ↑ドド↓|音符4シラソー|

これを解消するためには、独自エディタコンポーネントを作って、音符1つが1ブロックに色分けしてマッピングされるような仕組みか、あるいは、音符グリッドを作るしかないかも。

ドラムの音名が変

ドラマーの友人から『「ドツタツドツタタ」なんて感じでリズムがかけるといいよね?』という提案から生まれた、
リズム記法なんですが、「ド」が「ドレミファソラシ」の音名と重なってしまうため、「ズツタツズツタタ」と「ド」を「ズ」に変えて書く必要があります。

これも、授業で教えるときに、ちょっと戸惑ったそうです。

たしかに、これも、便宜的に、音符1つを1ブロックでGUIで書ければ問題ないんです。

問題点がありつつ、今後のバージョンアップに期待してください。